久々にブログ再開。
今年に入ってから急に本を読むようにななりました。
去年ほとんど読んでなかった反動からか、
先月は12冊。今月は現時点で5冊。
僕の中ではかなりのペース。
本棚を眺めてニヤニヤするという趣味は無いので、
図書館と座れちゃう本屋を活用中。
東京くるまで知らなかったのですが、図書館って自分の
住んでいる区外、市外でも借りれちゃうんですね。
ありがたや!
話しそれましたが、最近のバズワードっぽい「ノマド」関連の本を2冊ほど。
丁度今日も情熱大陸でノマドがフォーカスされてましたね。
一冊目は、
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと
平積みされてるし蔦屋の中でサッくっと読めそうだからという動機で手に取りました。
ノマドという言葉自体は遊牧民とか放浪者という意味らしいのですが、
元々はフランスの経済学者のジャックアタリとうい人が提唱した、
ハイパー・ノマドという概念が元になっているようです。
ノマド=どこでも仕事が出来る事、と誤解していたのだけれども、
ノマド=どこにいてもビジネスが出来る事、とあります。
この違いが分からないと勘違いしちゃうんでしょうね。
書の中で「復業」というキーワードが度々出てきます。
まぁ、これは個人的には身につけたいスキルです。
正直、会社に縛られたくないとかの理由でノマドとかファッション的に
ほざいているのかぐらいに思っていたのですが、改めてノマドについて
誤解無く理解するには良書かと思います。
2冊目はちょっと古い本になりますが、
オーガニック革命
オーガニックと言えば、有機野菜とか海外の化粧品のブームの事に
ついて書いてある本なのかなと思っていたのですがいい意味で期待を裏切られました!
もちろん、食品とか化粧品のことについても書いてあるのだけれども、
著者のイギリスで実際に生活してみて世界が今、経済的にトレンド的にどのように
シフトしているか、俯瞰的なデータも会わせて書かれているので妙に納得してしまいます。
ワイドショーのイメージが強いですが、ブログとか見ていても
この人の文章やモノの見方は面白いなと前々から感じていました。
働き方がどうこうという狭い意味でのノマドではなくて、
国家がリキッド化し、航空運賃が安くなる事で遊びや仕事の
場所や機会が大きく変わるという視点は新鮮でした。
一見バラバラの内容をオーガニックという一つのキーワードで
まとめ上げる文章力はガーサス。
2010年1月に出版された本と言う事を考えるとだいぶ先を行ってる感じですね。